Japan's Preeminent Immersive Theater “Nekomachi”at Moon Art Night Shimokitazawa
◎概要
萩原朔太郎著『猫町』をオマージュし、下北沢駅前広場から世田谷代田駅までを、イヤホンから流れる声に導かれながら巡る、新しいイマーシブシアターです。
雑踏の中での「詩人」からの囁きをきっかけに、観客を詩と幻想の世界へと誘います。
◎あらすじ
下北沢には、猫に憑かれた者たちの不思議な町がある。秋の夜、月を見上げる「わたし」に、一人の男が声をかける。詩人だという彼は、ただ静かに、散歩だけが自分の逃避行なのだと呟く。
彼に誘われるがまま、「わたし」はかつて線路だった真っ直ぐな夜道を、月の光を頼りに歩き始める。詩人はぽつりぽつりと、この街に伝わる「猫町」の伝説を語り出す。
曰く、この街のどこかには、猫に憑かれた者たちが暮らす町があるのだという。
彼の声に耳を澄まし、足音にリズムを合わせるうち、いつしか「わたし」の視界は、彼のまなざしと重なりはじめる。誰のものとも知れない記憶や錯覚が現れ、人混みの中に、青白く光るものたちの気配が見えてくる。
それは、自分の意思で見ているものなのか。それとも、知らぬ間に見せられているものなのか。
迷子になりそうな不安に包まれたその先で、「わたし」たちはふと、もう一つの世界へとたどり着く。そこでは何者かが怪しくも神秘的な儀式を繰り返し、次第に人間ならざるもの——猫のような姿へと変わっていく。
その姿を見つめるうち、「わたし」は気づく。
その者たちと同じ空気を吸い、同じ歩調で歩き、同じ方向へ進んできたことに。「わたし」もまた、気づかぬうちに、人間ならざるものたちの流れの中へと足を踏み入れていたのだった。
「見えないものが見えてくる」 都市型イマーシブシアター
※この物語は、萩原朔太郎著『猫町』をオマージュしたオリジナル作品です。
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